近年、少子高齢化に伴う空き家の増加によって、マイホーム購入の選択肢として中古住宅の購入が広がっています。
価格の安さなどがウリの中古住宅ですが、築年数が経っている故のデメリットや注意しなければならないポイントがあるのも事実です。納得の中古住宅を購入するために、絶対に外してはいけない注意点についてご紹介します。
中古住宅購入のメリット・デメリット
中古住宅購入のメリット、デメリットをきちんと理解し、ご自身やご家庭に合うものを選択しましょう。
<メリット>
メリット①:価格が安い
中古住宅を購入する最大のメリットは価格が安いことでしょう。多くの人は、住宅を購入する際に、理想の間取りや立地などを考えていることでしょう。その理想の間取りや立地の住宅は、新築だと値段が高くて手に入れるのが難しいかもしれません。 しかし、中古住宅であれば、価格が安いので理想の住宅を購入可能です。それ以上の住宅にも手が届く場合があるので、大きなメリットといえるでしょう。
メリット②:物件の選択肢が多い
中古住宅は流通量が新築と比べて多いため、間取りや駅からの距離など自分の条件と合う物件の選択肢が多いことが特徴です。自分なりの条件を整理して、数多くの選択肢から理想のマイホームを見つけることができます。
また、新築との違いでは実際に物件を見て決めることができるのも特徴です。売主が実際に住んでいる場合もあるので、購入後のイメージを新築よりも立てやすいでしょう。
<デメリット>
デメリット①:修繕費用が高くなってしまう
中古住宅のデメリットの一つ目は、修繕費用がかかってくることです。
中古住宅の設備は新築時の設備がそのままになっていることも多く、購入後にリフォームをしてから住むというケースも少なくありません。また、外壁や屋根のメンテナンスも12、3年に一度は行うべきだと言われているので、購入してしばらくしてから塗装しないといけないケースもあるでしょう。
そのため、購入時の諸費用とは別に、メンテナンス費用を含めて資金計画を立てなくてはいけないのがデメリットです。
デメリット②:住宅ローン控除が受けられない可能性がある
築年数が20年以上経っている中古物件は、住宅ローン控除が受けられない可能性があります。ただし、一定の条件を満たせば、少し費用はかかりますが住宅ローン減税の対象となる物件もあります。購入前に基準を満たしているかを確認して、もし満たしていたら申請の用意をしましょう。
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