不動産を高く売却するには、不動産の価値をしっかり査定することが重要です。
不動産の査定方法には、机上査定と訪問査定の2種類があります。
この記事では、机上査定がどのような査定で訪問査定とどう違うのか、また査定の際の注意ポイントを5つご紹介いたします。
③訪問査定で注意すべき5つのポイント
不動産の訪問査定を依頼するときに注意したい5つのポイントをまとめました。
1)売却希望条件を伝える
訪問査定で重要なことは、希望条件を伝えることです。
・いつまでに売りたい
・いくら以上で売ってほしい
・周りに知られず売りたい
・現状のままで買ってくれる人がいい
例えば、転勤などで1ヵ月後に売却したい場合には、その旨を伝えれば早く売却できる前提で査定価格を付けます。
住宅ローン残債が残っている場合など、残債額を伝え、残債額以上の金額で売りたいという希望も伝えることが必要です。
2)査定価格の根拠を聞いてみる
査定を申し込まれた不動産会社は無料査定をした後、できるなら自社と媒介契約をしてもらいたいという考えがあります。そのため、不動産会社の中には、契約を取るために相場よりもかなり高い金額を提示してくることがあります。
売り主は高く売ってほしいのが本音ですので、高額の提示額はとても魅力的ですが、あまりにも他社よりも高額な場合は「なぜ、この提示額なのか」を直接聞いて確認しましょう。
3)営業や集客方法を確認する
4)地域に詳しい会社なのかを確認する
5)買取り対応をしているかも確認する
不動産物件は最終的には売れるものですが、万が一のことも想定し、買取り対応があるかも確認しておきましょう。買取りには大きな金額が必要なため、資金力のある不動産会社でしか買取り対応をしないこともあります。
特に、
・引っ越し時期が迫っている
・海外転勤などで退去の時期が決まっている
・早く現金化したい
など「売れるまで待てる」という状態ではない方は、買取り対応のある不動産会社から選ぶほうが良いでしょう。
買取りは、相場の6~7割と価格は下がってしまいますが、代わりに不動産会社が直接買うため、仲介手数料が不要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
不動産の机上査定と訪問査定についてまとめました。
査定方法には、机上査定と訪問査定があり、訪問査定のほうが物件の現状に即した精密な査定方法のため、より現実の売却額に近い金額が算出できることがわかりました。
また、どちらの査定も無料であり、両方行っても問題ありません。
まだ検討段階であれば机上査定でおおよその金額を把握し、やっぱり売ろうと思ったら訪問査定でより詳しく物件を見てもらうこともできます。
訪問査定では、不動産会社・担当スタッフの対応もチェックし、納得のいった不動産会社と媒介契約を結びましょう。
KEIAI守谷不動産センター