古い家は更地にして売却すべき?<③解体して更地で売却する際のメリット・デメリット>




相続などで手に入れたもう誰も住んでいないような古い家を売却する際、建物を壊
して更地にしてから売りに出すべきか、そのままにするべきか悩む人は多いはずです。

その場合に気になるのは、更地化するための費用や、メリット・デメリットではないでしょうか。

今回はこれらについて詳しく解説しますので、後悔しない賢い選択にお役立てください。


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目次


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③解体して更地で売却するメリット・デメリット

自分が建物を建てて使ってきた土地を、更地に戻して売るほうが取引としてはシンプルですが、メリット以外にデメリットもあるので見ていきたいと思います。


<メリット>

・売却しやすい
更地で売却する場合、すぐに建物を建設したい人や建物以外の別の用途での買い手も増えます。
また、地盤調査や土壌調査もすぐに行うことが出来ます。

そのため、更地にすれば購入希望者が多く早期に売却できるというメリットがあります。


・土地の状態の確認・調査が容易
土地も建物も一回崩してみないことにはわからない不具合や瑕疵、契約上の不適合責任などがわからないことも多くあり、解体+整地をした場合に土中の埋設物などが発見されて契約トラブルが未然に防げる場合もあります。



<デメリット>

・解体費用が発生する
更地にするには売り主の負担で解体費用を捻出する必要があります。

解体費用は嵩んだのに不動産が思ったより高く売れず、かえって損をしてしまうようなことがないように、解体の見積もりはしっかりとしてもらいましょう。


・固定資産税が高くなる
更地にした場合、建物が建っている際に適応されていた住宅用地の軽減措置特例がなくなり、固定資産税が最大6倍となります。

土地が売れない状況が翌年まで続くと、固定資産税の負担が多くなっていきます。



>>④更地にしたほうが良いケースはコチラから

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